離婚準備で別居を始める前にやること|別居前・当日・別居後のチェックリスト

こんにちは、ひよりです。
夫のことを好きで結婚しても、一緒に生活するうちに嫌いになってしまうことってありますよね。
わたしは里帰り出産からそのまま別居という形になりました。
離婚を視野に入れていたわけではなかったので、別居の準備はほぼゼロ。
おかげでその後の調停中にいろいろと苦労しました。
同じ失敗をしてほしくないので、別居前・当日・別居後にやっておくべきことをまとめます。
- 夫とはもう一緒に居たくないから離婚したい
- 離婚前に別居したいけど準備がわからない
- 別居から離婚までスムーズに解決したい
別居前にやっておくこと
最低3か月分の生活費を貯めておく
専業主婦の場合、収入がない状態での別居は生活費の不安がつきまといます。
最低でも3か月分、目安として100万円前後の貯金があると安心です。
とはいえ別居後すぐに婚姻費用を請求すれば、貯金が少なくても生活できます。
婚姻費用の請求方法は後ほどご説明します。
結婚後に増えた財産は財産分与の対象になります。
別居のために密かに貯めていたお金も例外ではありません。
わたしはタンス預金にして、節約やちょっとした収入で少しずつ貯めていました。
相手にバレないよう工夫してみてください。
離婚原因の証拠を集めておく
不倫・DV・モラハラなど、離婚の原因が相手にある場合は、別居前に必ず証拠を集めておきましょう。
日記に経緯を記録しておくことも有効です。
夫婦には同居・扶助・協力の3つの義務があります。
別居はこのうち「同居義務」に違反することになるので、相手に何も問題がない状態で家を出ると、あなたが離婚原因を作ったとして慰謝料請求されるリスクがあります。
わたしの場合は元夫から「帰ってこなくていい」と言われたことが別居のきっかけだったので、双方に原因ありという形で慰謝料の請求はなしになりました。
離婚は証拠が命です。やりとりは記録に残す習慣をつけておきましょう。
相手の収入がわかる書類のコピーを取っておく
婚姻費用と養育費の金額を決めるために、相手の年収を把握しておくことが必要です。
源泉徴収票や所得証明書のコピーを、別居前に手元に確保しておきましょう。
同居中であれば、委任状なしで市役所から配偶者の所得証明書を発行してもらえます。
別居後に取りに行くのは難しくなるので、早めに動いてください。
住む場所を決めておく
実家に頼れるなら迷わず頼ってください。
- 家賃がかからない
- 家探しの手間がない
というのは思っている以上に大きなメリットです。
出戻りが気まずくても、離婚が成立するまでの期間と割り切りましょう。
実家に帰れない場合は、別居前に次に住む場所を探しておきます。
離婚後はシングルマザー向けの住宅手当が使える自治体もあるので、候補のエリアで使える制度を調べてから家探しをするのがおすすめです。
自分の荷物を整理しておく
別居するタイミングで自分の荷物はすべて持ち出せるよう、事前に整理しておきましょう。
不用品は売るか捨てるかしてすっきりさせておくと、当日の移動がスムーズです。
わたしは準備する時間がなく、別居後もずっと荷物が元の家に残ったままでした。
洋服もバッグも手元になくて、しばらく母と姉のものを借りる生活が続きました。
荷物を取りに行くには相手に連絡しなければいけないので、これが本当に面倒。
別居前の準備で一番後悔しているのはここです。
結婚前に購入したものは自分の財産です。
売ったお金も自分のものですが、後からトラブルにならないよう何を売って得たお金かを記録しておきましょう。
別居当日にやること
できれば相手に別居の意思を伝える
同居義務があるため、何も告げずに家を出ると離婚原因をあなたが作ったとして慰謝料請求されるリスクがあります。
できれば別居前に意思を伝えておきましょう。
ただし感情的な話し合いになりそうな場合、子どもを連れて別居する場合、相手にDV・モラハラがある場合は、何も告げずに出ていっても構いません。
相手に離婚原因がある場合は、黙って家を出てもあなたが慰謝料請求されることはありません。
特に親権を取りたい場合は、事前に伝えないほうが安全です。
別居を告げた翌日に相手が子どもを連れて出ていく、というケースも実際にあります。
子どもを守るために、相手に気づかれないまま別居を完了させてください。
DVやモラハラがある場合は、別居後も相手に住所を知られないようにすることが大切です。
市役所や弁護士の無料相談を活用してください。
自分の荷物はすべて持ち出す
別居後は相手の許可なく家に入ると住居侵入罪になる場合があります。
荷物を取りに行くには毎回相手の許可が必要になるので、別居のタイミングで全部持ち出してください。
夫婦で購入したものは共有財産です。
勝手に持ち出すと後々もめます。
結婚後に買ったものは離婚の際に話し合いで分けましょう。
子どもも一緒に連れていく
親権を取りたいなら、別居する際に必ず子どもも一緒に連れていってください。
親権の判断では、子どもへの愛情・精神的・肉体的な健康状態・これまでの養育実績・今後の養育環境などが考慮されます。
子どもと同居しているだけで、親権獲得に大きく有利になります。
わたしは息子が生まれてからずっと一緒にいたこと、実家での両親のサポートがあること、いつでも働ける状態にあることを弁護士さんに評価してもらいました。
最終的には元夫も「親権は妻でいい」と言ってくれたので、争いにはなりませんでした。
別居後にやること
住民票を早めに異動する
別居したらまず住民票を異動させましょう。
住民票が元の住所のままだと、
- 図書館で本が借りられない
- 小児医療費助成が受けられない
- 予防接種が受けられない
- 郵便物が元の家に届く
といった問題が起きます。
わたしはずっと住民票を異動させないまま生活していて、本当に大変でした。
住民票を異動すると同時に、運転免許証・銀行口座・各種サービスの住所変更もまとめて進めてしまいましょう。
②婚姻費用をすぐに請求する
婚姻費用はさかのぼって請求できません。
別居したら早めに請求してください。
相手と話し合いたくない場合は、家庭裁判所に「婚姻費用の分担請求調停」を申し立てる方法があります。
自分一人でも申し立てられますが、弁護士に依頼しておくと代わりに手続きをすべてやってもらえるので精神的にずっと楽です。
仕事の準備を始める
生活が落ち着いてきたら、離婚後の自立に向けた準備を少しずつ始めましょう。
離婚前に頑張って働きすぎると、婚姻費用や養育費の金額が下がることがあります。
本格的に働き始めるのは離婚が成立してからにして、別居中は資格の勉強や在宅でできる仕事から少しずつ始めるのがおすすめです。
まとめ
別居は離婚への第一歩です。
準備なしに別居を始めると、その後に苦労することがたくさんあります。
- 貯金
- 証拠集め
- 収入の把握
- 住む場所
- 荷物の整理
この5つを別居前に済ませておくだけで、その後の流れがずっとスムーズになります。
一人で抱え込まずに、家族や弁護士など頼れる人のサポートを借りながら進めてください。
おしまい






