こんにちは、ひよりです。

前回の記事では、3・4回目の調停で親権・面会交流・財産分与が決まるまでの話をしました。

今回はその続き、5〜7回目の調停です。

この回でいよいよ離婚が成立します。

前回のおさらいをすると、親権と面会交流はスムーズに決まりましたが、財産分与で少しもめました。

最終的には財産分与なしで合意して、結果的にわたしのほうが得をする形になりました。

残っていた課題は養育費と婚姻費用です。

お金の話はやはりもめます。

相手がケチな人だとなおさらです。

でも妥協しないでよかったと、今でも思っています。

5回目の調停 養育費と婚姻費用でもめる

5回目ともなると、少しだけ調停の雰囲気に慣れてきました。

それでも一人だったら不安だったと思います。

弁護士さんがいてくれて本当によかったです。

調停を検討している方は、費用はかかっても弁護士さんへの依頼をおすすめします。

この回のメインテーマは養育費と婚姻費用です。

予想通り、もめました。

まず婚姻費用については、別居中にわたしが元夫の口座から引き出した金額の確認でもめました。

わたしが把握していた金額と、元夫が「引き出されていた」と主張する金額が一致しなかったのです。

別居したばかりの頃はまだ離婚するつもりがなく、記録が曖昧だったことが原因でした。

次に養育費についてはこのような主張の食い違いがありました。

わたしの希望は、離婚成立から14歳まで月8万円、15歳以上は月10万円、支払い期間は大学卒業まで、というものでした。

元夫の年収と無収入のわたしの状況を算定表に当てはめると6〜8万円の範囲になります。

わたしが無収入のうちに8万円で固定しておきたかったのです。

元夫の希望は、月4万円で20歳まで、というものでした。

「離婚後にわたしが働くだろうから」という理由でしたが、子どもを抱えてすぐ正社員で働けるわけがありません。

根拠が薄すぎる主張でした。

話し合いが平行線をたどり、調停不成立になりそうな流れになったところで、裁判官が入ってきました。

裁判官と調停委員さん、双方の弁護士の5人で話し合った結果、妥協案が出ました。

妥協案の内容は、

  • 養育費は月7万円で大学卒業まで
  • 15歳以上で増額したい場合は、そのときに増額請求の調停を申し立てる
  • 婚姻費用は別居中に引き出した360万円で確定

というものです。

月8万円を希望していたので少し悔しかったですが、7万円でも十分だと思えました。

実家にお世話になっていたので、生活費の余裕もありましたし、将来の教育費として少しずつ貯められると考えました。

それよりも驚いたのは360万という金額です。

全部使っていたわけではなかったので、残りはそのまま貯金しました。

6回目の調停 まさかの新たな提案で大荒れ

「今回で離婚が決まる」と思って臨んだのですが、まさかの展開になりました。

前回の妥協案に元夫が納得せず、新たな提案を出してきたのです。

その内容は、養育費は20歳まで月6万円、口座から引き出した360万円のうち使っていない分は返却してほしい、というものでした。

返却を求めてきた理由として、「70〜80万円は使っていないはずだから、その分を養育費から引いてほしい」と言うのです。

でも別居してから離婚まで約3年かかっていて、算定表で計算すれば婚姻費用だけで360万円以上もらえる計算になります。

子育てをわたしに丸投げしておいて、使っていない分を返せとはどういうことか、と怒りを感じました。

わたしの弁護士さんも怒っていました。

こうなったら婚姻費用請求の審判と離婚裁判に踏み切る覚悟を決めました。

審判や裁判になると費用も時間も余分にかかりますし、精神的にも消耗します。

できれば避けたいとは思いましたが、相手が強引な主張をしてくるなら仕方ありません。

「審判・裁判に進む」と伝えたところ、元夫側が焦ったのか、すぐに別の提案が来ました。

養育費は14歳まで月6万円、15〜20歳は月7万円、360万円については返却を求めない、という内容です。

前回の妥協案よりは金額が下がりましたが、審判や裁判に進むよりはいいと判断しました。

審判になると算定表通りの金額が出されることが多く、支払い期間も20歳までになることがほとんどだと弁護士さんに教えてもらいました。

この条件でOKを出しました。

ところがお互いに合意したにもかかわらず、時間切れで離婚の確定は次回に持ち越しになりました。

調停は1回につき2時間が上限なのです。

ただ、次の調停まで2か月間の養育費がもらえなくなる問題がありました。

弁護士さんが交渉してくれて、次の調停までの2か月分の養育費も支払ってもらうことで決着しました。

7回目の調停 1年越しの離婚成立

いよいよ最後の調停です。

この回の前に、元の家に残していた私物を取りに行きました。

荷物の引き取りは離婚が確定する前に済ませておくことをおすすめします。

離婚後は連絡が取りにくくなりますし、トラブルがあってもすぐに対応できなくなるからです。

最後の調停は、これまでとは少し違います。

わたしと弁護士さん、元夫と元夫の弁護士さん、全員が同じ部屋に集まります。

書記官があらかじめ作成しておいた調停調書の謄本を全員で確認して、お互いが納得したらそのまま離婚が確定します。

離婚した日は「調停が成立した日」になります。

離婚届の提出は離婚調停を申し立てた側が行うのが原則ですが、今回はわたしのほうが時間的に余裕があったので、わたしが市役所に提出しに行きました。

調停調書の謄本と一緒に提出すればOKです。

不明な点は市役所に聞けば丁寧に教えてもらえます。

離婚後は苗字の変更や扶養を外れることで、市役所での手続きがいくつかあります。

子どもの手続きも重なるので、苗字が変わる側がまとめて手続きを進めると効率的です。

1年間お世話になった調停委員さんとはもうお会いすることはありません。

ちょっとセンチメンタルな気持ちになりましたが、それ以上にほっとした気持ちが大きかったです。

1年間の調停を終えて

性格の不一致という理由で始まった円満調停が離婚調停に切り替わり、1年かけてやっと離婚が成立しました。

離婚は妥協しないことが大切だとつくづく感じました。

条件を妥協してしまうと、離婚後に後悔することになります。

養育費はもう少し多くもらいたかった気持ちもありますが、それはわたしが働いて補っていこうと思っています。

離婚する前は「この人とずっと一緒にいるのか」「早く離婚したい」という気持ちでいっぱいでしたが、成立したとたんに気持ちがすっきりしました。

やっと前に進める、という感覚です。

離婚後の生活を不安に思っている方に伝えたいのは、案外大丈夫だということです。

将来への不安は誰にでもありますが、それは結婚生活を続けていても同じです。

むしろ離婚したことで、自分の人生とちゃんと向き合えるようになりました。

離婚はゴールではなくスタートです。あなたにとっての新しい一歩が、きっと幸せな方向に続いていると信じています。

おしまい

ABOUT ME
ひより
「場を整え人生を好転させる」 産後一か月で別居、離婚。どん底から「断捨離」と「投資」で運気を変え、愛する息子と新しいパートナーとの幸せをつかんだひよりです。暮らし、心、お金の整え方を発信中。