こんにちは、ひよりです。
片付け・掃除をしていると、人の物が気になりませんか?
私は断捨離が好きなので、物が捨てられない母・姉・息子とはよく戦っています。
昔は息子の物を勝手に捨てたこともありますが、信頼関係が崩れたり、息子の片付け能力が上がらないということに気づき、現在は勝手に捨てることはしていません。
人の物は勝手に捨てていませんが、捨てるように仕向けて、家から物を減らしています。
今回は私が実践している、他人に物を捨てるように仕向ける方法を紹介します。
この方法のおかげで、捨てるのを渋っていた私の家族は、ちょっとずつ物を減らし始めています。
簡単にできますので、気軽にやってみてください。
人の物は勝手に捨ててはいけません

人の物は絶対に勝手に捨ててはいけません。
人の物を勝手に捨てるということは、盗むのと同じ行為です。
人の物を捨てることによって、
- 信頼関係が破綻する
- 相手が物に執着して、より捨てなくなる
というデメリットが発生します。
なので、人の物は勝手に捨てるのではなく、相手に物を捨てるように仕向けることが大事です。
相手に「捨てろ捨てろ」と言いすぎると、機嫌が悪くなり、物を捨てなくなります。
相手の機嫌をコントロールしながら、物を捨てるように仕向けていくことが大事です。
相手に物を捨てるように仕向ける方法5選

相手に物を捨てるように仕向ける5つの方法を紹介します。
捨てるという行為は、
- 将来使うかどうかの判別
- またその物が手に入るのか否か
- 処分方法の検討
と、思っている以上に脳を使います。
そのため片付けのための脳を鍛える必要があります。
人は疲れているときは捨てるかどうかの判断はできませんし、片付けが苦手な人は片付け脳がまだ鍛えられていない状態です。
人に物を捨てさせるためには時間がかかる、ということは覚えておいてください。
自分の物を捨てる
まずはあなたの物を徹底的に捨てていきましょう。
人は自分の物は大事な物に見えて、他人の物はどうでもいい物に見えてしまいます。
まずは自分から見本になるように、いらないものをバンバン捨てていきましょう。
あなたが自分の物を捨てている様子を見て、他の人も片づける気持ちが出てきます。
「捨てるのって気持ちいい!」「片づけって楽しい!」という気持ちで楽しそうに断捨離をしていたら、他の人も「やってみようかな」という気持ちになります。
私も自分の物を捨てる様子を見させていたら、子どもも自主的に机の上を片づけていました。
まずは自分から、不要な物を捨てていきましょう。
物を捨てるメリットを相手に伝える
次は物を捨てるメリットを他の人に伝えていきます。
「この引き出しを整理すれば、必要な物をすぐに取り出せるようになるよ」
「この棚の物を捨てれば、趣味の物を飾れるよ」
「快適に生活できるようになるために片付けたい」という思いを相手に伝えれば、相手も片づけようかなという気持ちになります。
「捨てる作業は私がやる」と言っておく
捨てるのって、結構大変ですよね。
- 大きなものは粗大ごみとして出す
- スプレー缶は中身を出して捨てる
- 個人情報が書かれている紙はビリビリに破いて捨てる
ゴミの分別が大変で、捨てるのがイヤだという人もいます。
私の姉はゴミの分別ができない人なので、いらないものを出してもらって、分別とゴミ出しは私がやるようにしています。
粗大ごみは、チケットを買いに行ったり、ゴミ収集の人に電話をかける必要があるので、私もやりたくないんですけどね。
でも相手にゴミ出しを任せてしまうと、「めんどくさいし、やり方がわからないから捨てない」ということになるので、いらないものを出してもらうだけでOKと思うようにしましょう。
めんどくさいですが、ゴミの分別・ゴミ出しはあなたがしてくださいね。
相手がゴミを出してくれたときは、「いらないものが出てきてすごい!」とほめてあげましょう。
相手にいらないものを出してもらうためには、相手の機嫌を上げておくことが大事ですよ。
ゴミ出し前日に捨てるものがないかを聞く
こまめに「いらないものないの?」と聞くと、相手がイヤな気分になってしまいます。
でも、相手にいらないものがないかを聞かないと、いらない物探しをしてくれません。
なので、相手にいらないものを聞くときは、ゴミ出しの前日、または数日前に聞くようにしましょう。
「今週の火曜日は再生ごみだから、洋服とか紙類で捨てられるものない?」「燃えるゴミの袋にまだ余裕があるんだけど、なにか捨てるものない?」と聞けばいいんです。
ゴミ出しをきっかけに、相手もいらない探しをしてくれますよ。
共有の物は気軽に捨てていいかを聞く
共有の物は気軽に捨ててもいいか聞きましょう。
もし相手が忘れていそうなものであれば、あなたの判断で捨てても構いません。
共有の物はあなたの物でもないけど、相手の物でもありません。
共有の物を捨てていいか聞いて、「捨てちゃダメ」と言われたら、相手の物にして相手に管理を任せましょう。
所有者が決まっていない物は捨てられずにたまっていきやすいので、誰の所有物であるかを決めることは大事ですよ。
まとめ:自分が捨てれば相手も捨てる

今回は人に物を捨てさせる方法を紹介しましたが、一番大事なことはまずはあなたが自分の物を捨てるということ。
あなたが捨てていないのに、人にばっかり捨てろというと、ケンカが起こります。
あなたが見本を見せていれば、他の人も片づける気持ちが沸くでしょう。
あとは、ゴミの分別・ゴミ出しはあなたがやるようにする。
共有の物はあなたの判断で捨てるか、所有者を決める。
時間をかけて、相手の片付け脳を鍛えていきましょう。
おしまい