こんにちは、ひよりです。
子どもを産むと、夫のことが嫌いになって離婚を考えますよね。
私は、産後に夫と義両親との関係が悪化して、離婚をすることになりました。
産後は夫のちょっとしたことでイライラして、「生理的ムリ!息子にも触らないで!」という状態になったんですよね。
でも、産後2年を過ぎると、夫に対しての嫌悪感は少なくなってきていたのですが、そのころには離婚調停をしていたので、産後3年の時に離婚をすることになりました。
私の経験から、産後2年以内は離婚をすると決めないほうがいいと感じました。
今の私は余裕があるからか、「離婚しなくてもよかったかな。まぁこれも運命でしょう」と半分後悔、半分納得のような状態ですが、人によっては「早めに離婚をするんじゃなかった・・・」と後悔するかもしれません。
今回は産後2年以内に離婚をしないほうがいい理由と、離婚しなくて済むようにする8つの方法を紹介します。
産後に夫が嫌いになるのは当たり前

産後はホルモンバランスが崩れるため、夫に対してイライラしたり、生理的にムリとなりやすい時期です。
産後に夫のことが嫌いになるのは当たり前のこと。
生理の時にイライラするのが当たり前と一緒です。
また、産後は肉体的にもすごく疲れています。
戦争に行ってきたぐらい肉体が疲れているのに、そこからブラック企業も驚きの子育てという激務がスタートします。
産前産後とあまり変わらない様子の夫を見て、嫌いになるのは自然なことでしょう。
産後2年以内に夫婦の4割が離婚

離婚する夫婦の4割が産後2年以内です。
離婚する夫婦の6割は産後5年以内なので、産後の離婚率の高さはすごいですよね。
私も産後2年以内に離婚を切り出しているので、夫婦の4割に入っています。
産後に夫との関係が悪化して、「この人は頼りにならない。これからこの人と一緒に生きていくのはイヤだ」と思うんでしょうね。
実際、私も「この人と一緒にいるのイヤだ」と思いましたから。
逆に、産後の大変な時期を夫婦で乗り越えられたら、この先の2人も安泰でしょう。
産後2年以内に離婚しないための8の方法

私のように産後2年以内で離婚をしてほしくないので、離婚をしないで済む方法を8つ紹介します。
大事なことは、あなたが子どもや夫よりも、自分自身を一番大切にするということ。
あなたに余裕がないと、夫にも子どもにも優しくなれませんからね。
子育てや家事は使えるものはすべて使う
子育てや家事は、周りを巻き込んで、使えるものはすべて使っていきましょう。
家事はちょっとぐらい滞っても平気ですし、文明の利器の家電をバンバン使っていきましょう。
生後は洗濯が異常に増えますから、洗濯したあとの干す作業を減らすために乾燥機付き洗濯機に変えてもいいですね。
食洗器もオススメです。
掃除機はルンバに頑張ってもらいましょう。
一番大切な食事は、宅配です。
宅配でも栄養が足りないのであれば、野菜や肉を適当に焼いて塩をかければ完璧。
子育ては手伝ってくれる人(家族など)がいれば、この期間は頼りましょう。
もし頼りづらいのであれば、市の子育て支援を利用したり、シッターさんに依頼しましょう。
子育ても使える家電・物や遠慮せずに使っていってください。
レンタルもありますよ。
生後2年だけは戦場だと思って、貯金などは考えずにお金の力で乗り切っていきましょう。
夫には子育てよりも家事をメインにやってもらう
私は夫に子どもを見てもらうのがイヤでした。
第一子だったこともあって、「ふにゃふにゃで繊細な子どもを触らないで!」という気持ちでした。
もし、私のように夫に子育てをしてほしくないというのであれば、家事をメインに頑張ってもらいましょう。
夫に子育てを全くさせないのも父性が芽生えない原因になるので、家事9割・子育て1割ぐらいの頻度でちょっと関わらせるのがいいでしょう。
まぁ、夫には子どもが3歳ぐらいになってしっかりしてきてから、メインで頑張ってもらうのでもいいとは思いますけどね。
子どもが3歳ぐらいになっていくと体力がついてきて、遊びが大変になってきますから、それからは父親の出番ですよ。
夫婦の話し合いの時間を作る
夫婦のすれ違いは、話し合いの時間が減ることで起きます。
私は里帰り出産したため、夫との会話はほとんどLINEでした。
ですが、LINEでは言いたいことがうまく伝わらずに、冷たい印象を与えるため、ケンカが起こりやすいです。
LINEでの話し合いはしないようにしましょう。
子育てで忙しくても、夫婦の対面での話し合いの時間を作るようにしましょう。
里帰りで会話する機会が少ないのであれば、LINEではなく、電話をすることをオススメします。
夫婦の話し合いでは、
- 夫に感謝していること
- あなたがどれだけ大変なのか
- 夫にしてほしいこと
相手を責めるように話してしまうと、話し合いがケンカになってしまいます。
「私は~してほしい」という風に、「私」を主語に話すようにしましょう。
まためんどうだとは思いますが、夫をほめたり感謝の言葉を伝えて、相手をいい気持ちにさせてあげると、話し合いはスムーズにできますよ。
あなたの不満はためずに、少しずつ吐き出すようにしてくださいね。
夫婦生活は肉体と精神に余裕ができてからにする
産後は夫婦生活をする気になりませんよね。
極度の睡眠不足、出産のダメージ、慣れない子育てによる肉体・精神疲労により、夫婦生活までやる元気は残っていないと思います。
ですが、相手はあなたの状況に関係なく、求めてきたりしますよね。
私も産後3ヵ月ぐらいに夫婦生活をしましたが、とても苦痛でした。
第二子が欲しいという気持ちで頑張りましたが、やるんじゃなかったと後悔でしたね。
無理に頑張っても、夫に対して怒りが沸くだけなので、やりたくないならはっきり相手に言いましょう。
「セックスはやりたくない!」ときつく言ってしまうと、相手が傷ついてセックスレスになる危険性があります。
言い方だけには気を付けてください。
夫婦生活をしたくないなら、「子育てに余裕がなくて、今そういう気持ちになれないの。子育てが落ち着いてからゆっくりやろう」と優しく言うようにしてください。
また、女性とは違い、男性は定期的に出さないといけないので、そのお手伝いをしてあげるのもいいかもしれませんね。
私の知り合いは、夫の不倫防止のために、週に1回は付き合うようにしていると言っていました。
夫婦生活以外のスキンシップをしてあげるようにすれば、相手の不満も少なくなるでしょう。
夫には感謝の言葉を伝える
「おはよう」や「おやすみ」の挨拶のような気持ちで、気軽に「ありがとう」と伝えるようにしましょう。
男は感謝されないと、自分は役にたっていないんじゃないかと不安になります。
そのせいで、
感謝されない→自分に不安になる→自分を認めてくれる人が欲しくなる→ほかの女性に目を向けて、あなたのことがどうでもよくなる
という風になってしまいます。
私には息子がいますし、結婚したり、いろんな男性とお付き合いをしてきて思うのですが、男は永遠の5歳児です。
大人になると素直さがなくなってめんどくささが出てきますが、根本は「ママ、僕頑張ったよ。ほめて」なんですよね。
あなたも子育てで余裕がないかもしれませんが、息をするように相手をほめて・感謝をしましょう。
それだけで相手の気分はよくなって、あなたを大切にしてくれます。
「ほめるのも感謝することを見つけるのも苦手なのよ」と思うかもしれませんが、やっていれば慣れますよ。
手のひらで夫を転がしましょう。
夫の休みの日には子どものめんどうを見てもらう
夫の休みの日には、一人で子どものめんどうを見てもらいましょう。
時間は1時間以内とか、短くて大丈夫です。
私は子どもに授乳をしていましたし、寝かしつけにもおっぱいを使っていたので、私が長時間いないというのはできませんでした。
あなたはもし余裕があるなら、夫に長時間子どもを預けるのもいいですね。
子どものめんどうを見ていてもらう理由は、子育ての大変さを実感してもらうためです。
子どものめんどうを見てもらって、「全然余裕じゃん」などというふざけたことを言ってきたなら、相手に「子育ての才能あるね」とか言って持ち上げて、何度も子ども預けましょう。
あなたは出産してまだ肉体にダメージが残っているんですから、できる人ができることをやればいいんですよ。
自分の時間を持つ
子どもができると、本当に自分の時間がなくなりますよね。
「自分の時間を持つことができるようになったな」と思ったのは、息子が幼稚園に入ってからです。
息子が幼稚園に通う前は自分の時間がない状態でしたよ。
でも、自分の時間がない状態が続くと、ストレス発散ができなくて、ストレスがたまってしまいます。
ストレスがたまると、子どもにも夫にも優しくできなくなって、家庭の空気が悪くなります。
自分の時間を持つためにも、
- 夫に子どもを預ける
- シッターに子どもを預ける
- 子どもが寝たあとに、少しだけ自分の好きなことをやる(自分の時間を取りすぎるとと寝不足になるので注意)
子どもと二人きりの時間ばかりあるとストレスがたまるので、子育てセンターなどの子どもの遊び場に行くのも、他の親と会話ができてストレス発散になりますよ。
子育てはまじめにやらない
子育てはまじめにやらなくて大丈夫です。
「育児放棄をしろ」というわけではなく、子育てに頑張りすぎなくてもいいんじゃないのということを伝えたいです。
世の中には、
- 小さいころから音楽に触れ合わせると絶対音感になる
- 早めに英語を聞かせてあげるといい
- 手作りの離乳食をあげるべし
など、いろんな育児ノウハウにあふれかえっています。
でも、「子どもが小さいうちにたくさんさせてあげないと!」と思って頑張っちゃうと、子育てがツラくなります。
私もミルクよりも母乳で頑張ったりとか(ミルク作るのがめんどくさいのもあるが)、離乳食は手作りにしたりとか(コスパがいいから)、運動神経向上のためにたくさん抱っこをしたりとかありますが、今思えばもっと手を抜けばよかったです。
初めての子どもだと、一生懸命に頑張ってしまうと思います。
ですが、少しぐらい手を抜いても、子どもはぐんぐん成長します。
頑張りすぎず、手を抜きすぎず、ちょうどいい感じで子育てができると良いですね。
まとめ:あなたがリーダーとなって夫を育てるべし

妊娠中から母性が出てくるあなたとは違って、夫に父性が出てくるまでには時間がかかります。
産後には母になっているあなたと、まだ父になれない夫との差によって、産後に夫にイライラすることが増えるかと思います。
産後に夫が嫌いになるのはしょうがないことです。
でも、夫が嫌いという気持ちは、産後2年を過ぎたら落ち着いてきます。
ホルモンバランスや肉体の変化が落ち着いてくるとともに、夫に対するイライラも落ち着いてくるでしょう。
産後2年までは夫を嫌いになって離婚したくなっても、我慢しましょう。
産後2年以内に離婚をしないために、
- 夫をうまく使う
- 子育ては周りを巻き込んで力を抜く
- 自分ファースト
これらのことを実践してください。
一番大切なことは、まずはあなたが自分自身を大切に甘やかせてあげるということです。
産後は本当に大変です。
子育て、頑張ってください。
おしまい